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AI社員の作り方|1週間かかっていたスライド作成が、1社ごとに10分で。当社が実際にやった4ステップ

AI社員の作り方を、当社が実際にたどった4ステップで紹介します。商談スライドを作るAI社員「スライドるん」を例に、Claude Codeに話した内容、テンプレートと会社ごとに変える箇所の決め方、スキル化までを公開します。

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明るいオフィスで、白と黒のロボットのAI社員が、ノートパソコンから次々と出てくる商談用のスライドを受け取っている。「AI社員の作り方」「1社あたり 1週間→10分」の文字入り

「AI社員を作ってみたい」と思って調べ始めると、出てくるのは「まず業務を整理しましょう」「小さく始めましょう」という心構えばかり。結局、パソコンの前で何を話せばいいのかが分からないまま、画面を閉じてしまった経験はありませんか?

この記事では、当社(STAR SPARK)が実際にAI社員を作ったときの手順を、「何を話して、何を聞いたか」まで分かる形でお伝えします。例に使うのは、商談用のスライドを作るAI社員「スライドるん」です。AI社員そのものが何かを先に知りたい方は、AI社員とは何かからどうぞ。作る過程で、プログラミングは一行も書いていません。

AI社員はどうやって作るのですか?

AI社員は、①繰り返し発生する同じ作業を1つ選ぶ、②それをClaude Codeに伝える、③どうしたらAI社員で自動化できるかを聞く、④スキル化して実装する、の4ステップで作れます。Claude Code(Anthropic社のAIに、パソコン上の実際の作業を任せられるツール)は、こちらの説明を聞いたうえで、仕組みづくりまで自分で進めてくれます。

人がやるのは、①〜③の「選ぶ・話す・聞く」だけです。当社(STAR SPARK)はこの流れを繰り返して、代表ひとりの会社でAI社員17人体制になりました。

AI社員を作る4ステップ。人がやるのは、繰り返す作業を1つ選ぶ、Claude Codeに声で伝える、自動化するにはどうしたらいいかを聞く、の3つ。4つめのスキル化はClaude Codeが行い、呼べば動くAI社員ができる。気になる点は話して直していく人がやることClaude Codeがやること① 繰り返す作業を1つ選ぶ② Claude Codeに声で伝える③「自動化するには?」と聞く④ 手順をスキルにして実装する呼べば動くAI社員ができる気になる所は、また話して直す

AI社員を作る4ステップ。人がやるのは、①繰り返す作業を1つ選ぶ、②Claude Codeに声で伝える、 ③「自動化するにはどうしたらいい?」と聞く、の3つです。④のスキル化と実装はClaude Codeが行い、 呼べば動くAI社員ができあがります。使ってみて気になる所があれば、また話して直してもらいます。

手順1:AI社員には、どんな仕事を任せればいいですか?

毎週、あるいは毎日くり返していて、やり方がだいたい決まっている作業を1つだけ選びます。いきなり複数を任せようとすると、どこでつまずいたのかが分からなくなるからです。

スライドるんの場合、選んだのは「商談で見せるスライドを作る」仕事でした。それまではCanvaで1つのスライドを作り、どの会社との商談にも同じものを見せていました。その1つを作るだけで約1週間。本当は相手の会社に合わせた資料を用意したかったのですが、1社ごとに作る時間はとても取れませんでした。商談が決まるたびに必ず発生し、毎回ほぼ同じ流れで説明する。AI社員に向いている仕事の典型です。選ぶときの目安は、次の表のとおりです。

向いている作業向かない作業
やり方毎回だいたい同じ流れ毎回やり方が変わる
頻度毎週・毎日発生する年に数回しかない
失敗したとき見直してから出せる一度のミスが大きな損になる

迷ったら、1週間の仕事を書き出して「これ、先週も同じことをやったな」というものに印をつけてみてください。当社はこの書き出しを金額に直したところ、人にお願いすれば年間3,071万円分にあたる仕事が見つかりました。やり方はClaude Codeで年間3,071万円分の業務自動化をした、1人会社の内訳にまとめています。

ちなみに、スライドるんが作る資料には「ChatGPTやGeminiなどのAIに、相手の会社がどう紹介されているか」を調べた結果も入れています。ご自身の会社がいまAIからどう見えているか気になったら、無料のAI対応度診断(8問・100点満点)で、まずは点数だけでも確かめてみてください。

手順2・3:Claude Codeには、何をどう伝えればいいですか?

選んだ作業を、新人さんに口で説明するつもりで音声入力で話し、「これをAI社員として自動化するには、どうしたらいい?」と聞きます。手順書をきれいに書いてから渡す必要はありません。

音声入力をすすめる理由は、話すほうが細かい判断まで伝わるからです。キーボードで打つとつい短く端折ってしまいますが、話していると「このときはこうする」「これは言わない」といった、ふだん頭の中だけでしている判断が自然に出てきます。Macなら標準の音声入力(多くの機種はfnキーを2回押すと始まります)、WindowsならWindowsキー+Hで、Claude Codeの入力欄にそのまま話しかけられます。

スライドるんのときに最初に話したのは、「〇〇社と商談が決まったので、その時に使うスライドを作りたい」という一言でした。ただ、いきなり1社ごとの資料をきれいに作れるわけではありません。そこで代表の私から「まずはテンプレートを先に作ろう」と提案し、「商談でいちばん伝わる流れを考えて」と頼みました。

テンプレートの形が見えてきたところで、「どこを会社ごとに変えればいい?」と聞くと、変えるべき箇所をClaude Codeが提案してくれました。方針は人が決めて、細かいところはAIに聞く。この分担がうまくいったと感じています。できあがったテンプレートは14枚で、会社ごとに変えるのは次の★の部分です。

順番スライドの中身会社ごとに変えるか
1表紙(宛名・日付)★変える
2お客様の探し方が変わった、という背景共通
3AIに御社がどう紹介されているか(診断結果)★変える
4〜6いま起きていること/このまま続くと/整ったらこうなる★変える
7〜9当社の進め方、プランと料金共通
10〜12よくあるご不安への答え、特別条件、公開までの流れ共通
13〜14実績、会社概要共通

手順4:「スキル化」とは、何をすることですか?

スキル化とは、決めた流れとルールを1つの手順書(スキル)にまとめて、ひとことで呼び出せるようにすることです。テンプレートが完成した時点でClaude Codeに「これをスキルにして」と頼むと、「SKILL.md」という名前の手順書を作って保存してくれます。

当社(STAR SPARK)では今、「〇〇社と商談が決まったので、その時に使うスライドを作って」と話しかけ、相手の会社のホームページのURLや分かっている情報を渡すだけです。スライドるんがホームページを読み、★の部分をその会社に合わせて書き換えて、10分ほどでPDFとHTMLの両方にして出してくれます。以前は全社共通の1つを作るのに1週間かかっていたので、1社ごとに合わせた資料が毎回用意できるのは、本当に助かっています。

そして、スキルは作って終わりではありません。できあがった資料への微調整は、今も日常茶飯事です。「ここの言葉はこの会社には合わないから、こう変えて」「業種的にこのくだりは合わないから入れないで」。直し方も、最初と同じく話して頼むだけです。何度も同じ直しが出てくるようなら、「次からはこうして」とスキルに書き足してもらうのがおすすめです。商談で見せる前に目を通して言葉を決めるのは、今も代表の私です。こうした「外に出る一歩」を人に残す理由は、AI社員とは何かで詳しく書いています。

よくある質問

AI社員を作るのに、プログラミングの知識は必要ですか?

必要ありません。当社の代表もエンジニア出身ではなく、やっているのは「作業を選ぶ・話す・聞く・頼む」ことだけです。プログラムが必要な部分は、Claude Codeが自分で書いて動かします。

音声入力でないと作れませんか?

キーボードで打っても作れます。ただ、話すほうが「このときはこうする」という細かい判断まで伝わりやすく、長い説明も数分で済みます。まずは選んだ作業について、1〜2分話してみるところから始めてみてください。

「スキル」とは何ですか?

Claude Codeに覚えてもらう、仕事の手順書のことです。「SKILL.md」というファイルに手順やルールが書かれていて、呼び出すたびに同じ流れで仕事を進めます。直したいところが出てきたら、「スキルをこう直して」と頼めば書き換えてくれます。


最初の1人を作るのにいちばん時間がかかるのは、実は「どの作業を選ぶか」を決めるところです。そこさえ決まれば、あとは話して、聞いて、頼むだけ。「うちならどの作業から始めるのがいいんだろう」と思ったら、お問い合わせからお気軽にご相談ください。30分の無料相談で、最初の1つを一緒に選びます。

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